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4/01/2013

筑波サーキットセッティング

サーキットでセッティングを行うとデータ作りに色々と参考になります。施工車輌はすべてタイムアップしたのですが旧車に近い(オーナーさんごめんなさい)車輌の場合は限りなくリスクを大きくしないセッティングをする必要があります。ではリスクなくタイムを上げるにはどのようなデータ作りでセッティングするのかですが結論は「パワー型に振らず」「トルク型に振る」のです。トルク型に振ると施工されたユーザーすべてから言われましたが。パワーバンド・トルクバンドが広くなり凄く乗りやすくなっていると。トルク型に振るには点火MAPや燃料MAPの変更は必要ありません。要求トルクモードを徹底的に見直しトルクが上がった分だけのパワーで作り上げるのです。結果としてギャラリーもびっくりでしたがE36(BMW)の318i(1.8L)が周回でE46M3とタイムが変わらない状態にまでなりました。当然ドライバーが違いますから一概に318iがM3になることはないわけですが最終コーナーから1コーナーまでM3と車間が詰まっていかなかった事実はあります。当然施工したM3は318isは相手にはならなかったです。

輸入車のDMEを施工しているところでよくパワーが何馬力上がったとか言ってますが1台施工している車輌があって書き換えたのですが入っていたデータが15年や20年前のデータ作りで素人かと思うようなデータでした。データを見る前に空ふかしを行うのですがノーマルと全く変化のないふけ上がりでデータを見るまでもなかったのですがベースデータとして作り上げますので過去に施工したオリジナルデータと比較すると高回転時の点火時期のみ変更されていました。それも係数の理解無しに変更されているような内容です。確かにデータは変更されていますからチューニングECUなのですがこの時代で考えると詐欺に近いデータ作りです。何馬力上がったというメーカーさん筑波にでも来てセッティングしてみてはどうですか?自分のスキルのなさが露呈しますよ!

ECUだけで特別なタイムが出るとは思いません。サーキットで特別なタイムを出すには車輌の全体バランスとドライバーのスキルが無ければ出せません。しかし、オリジナルに近い車輌でオリジナルのタイムよりドライバーが楽にタイムアップすることはECUをトルク型に振れば可能で「楽しいサーキット走行」が出来るのです。







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